初めて弁護士さんに頼みました
今から20年ほど前、私の身に起きた実際にあった車同士の事故のことです。私は当時、片道約30分ほどの通勤に自家用車を使っておりました。その日の出勤の時のことです。
先の方で事故が起きて事後処理が行なわれていたようで、車はほとんど動かないのろのろ状態でした。仕事上起動が痕跡していた私は。懸命に睡魔に抵抗していましたが、気づいた時には前の車に「コツン」と当たっておりました。衝撃はほとんどなかったのですが、目が完全にパッと覚めました。私は眠たいばかりにブレーキをかけていなかったのです。歩くよりも遅いくらいの速度だったと思います。私の車とその前の車は、近くのコンビニの駐車場でとまりました。相手の車の運転手は、小柄の人の良さそうな女性でした。ドキドキしながら相手にまず謝り、私は職場に遅れる旨の電話を致しました。大事なのは相手に謝って、それから今後どのようにするかを考えて話し合うことです。私はすぐに自分の契約している保険会社に電話をしました。私はその女性の様子をしっかり見て、傷などがないことを確認しました。相手も職場に急がれているようでしたので、その場ではお互いの住所・氏名・連絡方法を確認して気持ちよくお別れ致しました。そのとき「ほっと」した気持ちを今でも覚えております。車の修理代は車の保険から賄われるだろうし、相手も優しそうな女の方だからそんなに無理なことは言ってこないだろうと高をくくっていたのかもしれません。ところが次の日の夜、契約している保険会社の方から、相手の女性が急に体の調子が悪くなり「むち打ち症」のようになっている、と電話で知らせてくれました。相手の女性の保険会社のかたによると、単なる車両衝突事故ではなく、人身事故になりますと連絡があったようです。病院の診断書もちゃんと見せてもらい、相手から100万円の慰謝料の請求はありました。「えっ?!」と思いました。どうしたらよいか途方に暮れていると、私の契約している保険会社の方から弁護士を紹介していただきました。後は私と弁護士さんで。今後のことを話し合いました。その弁護士さんは、事故のときの状況や様子を親身に聞き取ってくれて対策を講じてくれました。今後の賠償のことを弁護士に依頼したことを相手に伝えると、驚いたことに、相手は急に痛かったところが良くなたので、リアバンパーの修理代8万円で話をつけてくれました。本当に良かったなと思ったことを覚えています。