スーパーの駐車場で追突された母が、弁護士に相談して納得の解決へ

これは私の母の話です。ある日、母が近所のスーパーで買い物を終え、車に乗ってバックで駐車場から出ようとしていたときのこと。後方から来た車にドンと追突されました。大きな怪我ではなかったのですが、首に痛みがあり病院へ。診断結果は「頚椎捻挫(いわゆるむち打ち)」。全治2週間とのことでした。

加害者は高齢の女性で、免許返納を考えていたそう。事故直後は丁寧な対応をしてくれたものの、保険会社とのやり取りが始まってから一変しました。治療費の打ち切りや、慰謝料の額について「これ以上は支払えない」と一方的に言われ、母は困惑。私は「弁護士に相談した方がいいよ」と勧めました。

幸い、母の加入していた自動車保険には弁護士費用特約がついていたので、費用の心配なく弁護士に依頼することができました。最初の相談では、相手側保険会社との対応はすべて弁護士が行ってくれるとのこと。これだけでも母はかなり安心していました。

結果的に、治療期間の延長も認められ、慰謝料も当初提示されていた額の1.5倍近くまで増額。母自身が主張しても聞き入れてもらえなかった内容が、弁護士を通じてスムーズに通るようになったのです。

弁護士に依頼する前は「面倒そう」「お金がかかる」と尻込みしていましたが、終わってみれば「最初からお願いすればよかった」と母は言っていました。交通事故の被害者になったとき、自分だけで抱え込まず、プロに任せることが本当に大切だと実感した出来事でした。