バイクで巻き込まれた主人の事故、保険会社の提示額に納得できず弁護士へ
数年前、私の夫が通勤中にバイクで交差点を右折しようとしたときのこと。対向車線から直進してきた乗用車に衝突されるという事故に遭いました。幸い命に別状はなかったのですが、右腕と足に骨折を負い、仕事も長期休業になってしまいました。相手の信号無視が原因だったため、過失割合はほぼ0:100でした。
ところが、治療もひと段落し、保険会社から示談の提示が来たとき、驚きました。慰謝料も休業損害も「思っていたよりかなり少ない」と感じたのです。私たちは保険について詳しくなく、「これが普通なのかな…」と思いつつも納得がいかず、夫の会社の先輩に相談。そこで「交通事故に詳しい弁護士に相談した方がいいよ」と教えてもらいました。
夫は弁護士相談サービスをネットで探し、無料相談を利用。すると、弁護士の方から「この内容では明らかに不十分」と指摘され、正式に依頼することになりました。幸い、夫も自動車保険に弁護士特約がついていたので、費用はかからず。
そこからは弁護士が全面的に保険会社と交渉してくれて、私たちは書類を揃える程度。結果、慰謝料も休業損害も倍近くの金額に引き上げられ、納得のいく形で解決しました。
事故に遭うと、精神的にも身体的にもダメージが大きく、冷静な判断が難しくなります。そんなときに頼れるプロの存在は本当にありがたい。今では、知り合いが事故に遭ったと聞けば、真っ先に「弁護士に相談してみて」と伝えるようにしています。