交通事故の過失割合に納得できず弁護士に相談した結果

2021年1月26日

脇道から左折して国道に出た際に国道(優先道路)を走行してきた車に横から追突されました。
左右の確認はしたつもりだったのですが、突然の出来事だったのと、夕方の暗くなり始めた時だったので、
先方が無灯火で気づかなかったのだと思うと、警察と保険会社には説明しました。

被害の方は、当方は車は修理不可で廃車になり、肋骨と手首を骨折し全治3ヶ月の診断でした。
先方の車も修理不可で廃車になりましたが、先方はフロントからの衝突でエアバックが作動し、手首の捻挫で全治1週間。

警察や保険会社からも先方と直接やりとりしない様に言われ、保険会社任せになりました。
お互いにドライブレコーダーを装備しておらず、お互いの供述のみが証拠となる状況です。

こちらは優先道路に脇道から出たので、過失割合が9割だとは思っていましたが、事故から3日ほど経過した日に保険会社から連絡があり、
先方は過失割合について、10割をこちらに負担してもらいたいと言っていると言われました。
普通に考えても9割だとは思ったのですが、10割は無いと伝えました。

それから先方の気が変わることは無く、諦めかけていたのですが、保険会社から弁護士特約を利用するか聞かれたので、相談することにしました。
弁護士と相談し、先方に信号無視や、速度の過剰な超過があれば、過失割合が変わってくると言われました。

そこで、事故当日に私を車から引き出して助けてくれたトラックの運転手さんのことを思い出し、お礼の電話を兼ねて、ドライブレコーダーをお持ちで
無いかをダメ元で確認したら、事故の映像は全て残してあるから、送りますと言ってくださり、弁護士の方へ送ってもらいました。

弁護士の方で確認していただき、警察にも確認していただいたところ、トラックは先方の後ろを走っていたのですが、制限速度50kmの国道を90kmという
異常なスピードであった事と、先方の携帯電話には事故のあった時間に通話していた記録があった事を弁護士の先生に見つけていただき、警察からも前方不注意
にあたる可能性があると、指摘を受け。

先方は供述を取り下げ、新しい供述を元にこちらの過失割合が6割になりました。
弁護士に相談し、ドライブレコーダーや携帯電話の履歴などが照会できたおかげで過失割合が変わり助かりました。