右折車が突っ込んできました

冬の深夜、友人の車の後部座席に乗り、幹線道路を走行中、青信号の交差点の前方で対向車が右折していきました。

前を走る車とは車間距離が空いていたので、それは普通に流したのですが、予期せずその後ろにいた2台目の車も右折してきて、私の乗っていた車と衝突しました。

フルブレーキ状態だったのでおそらく衝突時の速度は時速20~30km程度だったと思いますが、後部座席でシートベルト未装着だった私は助手席シートの後ろに顔面を打ち付けました。いつも他人が運転している時もフロントガラスから前方を見るのが習慣になっていて、ぶつかる覚悟はできていたので、鼻とか目とかを打ち付けるのは回避できましたが。

運転手や助手席に乗っていた人はシートベルトのおかげで無事でした。自走ギリギリまで破壊された車を路肩に寄せ、警察に連絡し、ぶつかった相手方の車に乗っていた年配の女性が腰が痛いと言うので救急車を呼び、事故処理の間は寒く、近くのコンビニの店員さんが親切に時々中に入って温まりなよ、と声をかけてくれたのが神様みたいでした。

本当にきつかったのは事故後で、自走不可と判断された車をレッカー車に乗せ、管轄の警察署まで移動し、救急車を要請したことにより人身事故扱いになるため、乗車していた全員の聴取が始まりました。

「信号は何色だった?本当にそうだった?」と何度も同じ質問を聞かれ、全員が解放されたときにはもう朝になっていました。先方が無理に右折してきたのは「前の車が行ったから」という理由でした。

漫然運転は避けなくてはいけない、そしてシートベルトは絶対、と戒めました。